生活保護受給の流れ
2024/3/27

生活保護を受給し始めて、自分を客観的に見られるようになってきました。金銭と心の余裕から来る物でしょうか。

さて、この度生活保護を受給した流れを、皆様のお役に立てればと公開することにしました。

行き当たりばったりでしたが、結構トントンと進みました。



1.ググった。

実家を売却することになって焦った私はGoogleで「生活保護」などと検索したんでしょうか。出てくる候補は色々あり、保護支援団体だったり不動産屋さんであったり。



2.もやい

私はまず、認定NPO法人自立支援サポートセンター「もやい」にアポを取りました。

話を聞くとシェルターに入って住所を移してから生活保護の申請をして住居を探すということ。とりあえず東京で面談をすることになりましたが、全日にコロナのワクチンを打ち、調子が悪かったためキャンセルしてそのままでした。調べるとシェルターというのはほんとに身を置いて3食寝起きするだけという厳しい環境。しかもそれから精神障害者を受け入れてくれるアパートを探すのですが、なかなか無く、20件当たって1件見つかるかどうかという話。絶望しました。



3.ほゴリラ

もやいと同時に、検索候補で出てきたのが「ほゴリラ」。北海道札幌市に本拠地を置く「株式会社フォーユー」という不動産屋さんがやっているサービスでした。住居の確保から生活保護の申請まで面倒を見てくれるという。カテゴリーで関東も選べましたが、群馬県はなく、とりあえず埼玉県でフォームを入力して生活保護受給診断と賃貸入居審査かんたん診断をしてみました。すると、通ります、とのこと。ふーん、そうなんだ、と思い、モヤモヤしながらその日は調べるのをやめました。

すると次の日、電話が掛かってきました。ほゴリラのご担当者様(恩人)からです。電話番号とメールアドレスを入力していたので電話をかけてきたとのこと。精神疾患があることやことの顛末を話したところ、横浜にも拠点があり、横浜市内であればであれば着の身着のままで来て物件を斡旋し生活保護申請まで持って行きます、とのこと。最初は正直うさんくささも感じ、ほゴリラでググってもTwitterで検索しても出てこない。何だろう、と思っていました。しかし、担当者の人柄を信じ、もやいの話を放ってほゴリラにのお世話になることにしました。



3.物件内覧

話は進み、半月後ぐらいに横浜の物件を見に行くことになりました。

月曜、朝から2件見て回り、2件目に決めました。駅近、バス近、コンビニ近、ドラッグストア近、最上階5階。最上階5階は無線するのにうってつけなので。

と言うわけでその日は帰り、週末金曜に申請に行くことにしました。



4.申請

午前中は法テラスへ自己破産の相談に行き、受任してくれることになりました。

午後、申請へいざぁ!

生活保護に詳しい担当者が色々伝授してくれました。(重要)

早速、担当者と一緒に役所の窓口へ。最初切り出しは担当者が言ってくれて、後は私独りで対応することに。

ポイント:お金がない(預金通帳を確認される)、家が無い、家族の支援が無い、病気で働けない。

上記ポイントを説明し、これまでの経歴などを説明し、2時間ぐらいでしたでしょうか。

で、結局来週始め午後にケースワーカーさんが来ることに。担当者は「朝布団を持って行きますから、「ここで暮らしている」を強調してください」と。

そこで、その日は行ったん実家に帰り、週明け荷物を持って部屋に赴く。布団が運び込まれ、午後ケースワーカーさんと1時間ぐらい問答。役所で話したことをもういちど確認する感じでした。



5.えーっと…

4.まで昨年11月に書いたんですが、その続きを今年の3月に書こうと思ったら、詳しいことを忘れてしまいました。

支給決定は1週間後ぐらいに出たが、給付まで3週間ぐらいかかったこと、それまで週7千円の貸し付けがあったこと(給付時に返済)、被服費や家具什器費で布団をそろえたり家電を買えたりすること、などですね。

で、結局はエレベーターなし物件という以外問題がありませんでした。(結論)

このままグダグダしていても仕方ないのでアップします。また気が向いて思い出したら追記しようと思います。




Q&A

・家電やPC、ヲタグッズ(フィギュア・無線機)の売却の指導は?

私のテレビ、PC(デュアルモニタ)、フィギュア類、漫画本類、無線機(IC-7300、IC-706MK2G)は指導されませんでした。

単品で売却益10万円以上となる物品以外は問題ないようです。

自治体によるかもしれませんが、あからさまによっぽどのブランド品等出ない限り指導は入らないようです。

それでも、生活保護費から捻出したのであれば文句を言われない?実際貯金は青天井でしても良いそうです。むしろ貯金があることは良いことだと。もちろんある程度の額になったら保護打ち切りでしょうけどね。



Copyright © 1999-2024 NAZ